バングラデシュの小学校を再建致しました。
バングラデシュは黄金のベンガルと詩人ゴールが歌われたように本来地味豊かな土地です。
しかし数多くの災害により今では世界で最も貧しい国の一つだといわれております。
1992年秋、信州大学教養学部助教授船津和幸先生のもとにバンブラデシュ コックスバザール県 ハルバング村ブッディストパーラー(仏教徒地区)より一通の手紙が届きました。
それは1991年4月同国を襲った大サイクロンにより壊滅した小学校の再建支援を慈請したものでした。
松本では船津先生が中心になり最も大きな被害を受けた同県のペクア村にて災害直後に医療チームを派遣する等いろいろな活動を行い、村の中学校も再建されました。
ハルバング村では、災害後仮の小屋や校長先生の自宅の床下で授業を行っておりますが、五学年128名の児童の収容はとてもできません。
いままでの学校は1991年1月1日に住民の長年の努力により開校しましたが、その4月に襲った50年に1回という大サイクロンで流されてしましました。学校は開校まもないため、国の補助がなく村民のわずかな集めた資金で運営されておりました。
長円寺では聖光寺様、真徳寺様と一緒に他多くの皆様のご協力によりこの学校再建をさせて頂きました。
上の写真は建築された新しい校舎(平成7年2月完成)
右の写真は新校舎で授業を受ける生徒たち